では、将来の夢は決まってらっしゃらないけれど、大学院を見据えての対策なんですね。
ということは、興味を持たれている分野も、特に今の時点では決まっていないんですね?
興味のある分野として、今ひとつ上げるとすれば、医学は社会に貢献できるという意味で興味はあるんですが、私は結構色んな分野に興味を持ったりするので、はっきりとどういった分野に行くかは分かりませんね。
選択肢も、面白い分野もいっぱいあるし、まだまだこれから!といった感じなんですね。
今、勉強のためにリスニングを中心に沢山のコミュニケーションを取っておられると思うんですけれど、日頃から海外の人との交流がありますよね?
そこで刺激を受けた海外独自の考え方や、海外ならではの取り組みとか、何か印象に残ったことはありますか?
普段、英語で交流する人たちというのは、私は学校が一番多いんです。
ネイティブの先生がいっぱいいますし、私の学校はネイティブでなくとも高いレベルの試験を通過してきた同級生・学生がいっぱいいて、そういう人たちと話をしていると、外国の人たちと似たような物の捉え方や会話が出来ています。
海外に住んでいた生徒もいるので、交流する仲間から受ける影響は常にあります。
学校は、かなり楽しい環境なんですね!
はい、そうなんです(笑)
先程のIELTSのようにここまでハイレベルな英語を身につけると、逆に日本語に対する考え方が変わりませんか?
今、英語で会話をする時は、日本語を訳すというよりも、日本語を話す時は日本語、英語を話す時は英語で考えるという風になってきているんです。
でも学校の試験などで、日本語を英語に訳すとか、英語を日本語に訳すという時に手間取ってしまうことがあって。
ほぼ同じようでも意味が少し違う言葉とか、他の国の人にとって日本語は分かりにくい表現が多いと思っています。
それが日本語の難しいところかなと思います。
会話ともなれば、英語で話す時には英語脳になっていて、頭の中でいちいち日本語からの翻訳はしないですよね。
完全に英語と日本語を別々に分けている状態ですね。
学校のお友達も、玲奈さんと同じくらいの英語力の学生さんばかりですか?
私はイングリッシュ・ディベートクラブに入ってるんですが、そこにいる子たちは特にそうなんですが、本当にレベルが高くて、私もまだ追いつけないくらいなんです。
もう、キレッキレですよね、議論が。
そうなんです!
でも刺激的で楽しい場ですよね?
はい(笑)
実は、そのこともお伺いしたいと思っていたんです。
中学生の頃から所属されているイングリッシュディベートクラブの他に、模擬国連部にも所属されていますね?
これは高校生からお始めになったんですか?
模擬国連部は中学生の頃から部活自体はあって、実は今も所属はしているんですが、長い間その部活に所属している中で、私が入部した目的とはちょっと違うところがあって、最近はあまり合っていないかなと思っていて、イングリッシュ・ディベートクラブに主力を置いています。
なるほど、そうでしたか。
このイングリッシュ・ディベートクラブの方も相当レベルが高いと思われますが、違う学年の生徒さんたちが一斉に参加する場なんですか?
そうです。中学1年~高校2、3年生まで、みんな参加します。
ということは、色んな勉強の段階を踏んでいる、色んな生徒さんが集まるわけですね?
そうですね。
これについても、ちょっとお伺いしたいのが、なにしろ『ディベート』ですので。
毎回あらかじめ『お題』が決まってらっしゃるんですか?
毎回お題はあるんですが、私たちが普段練習しているのが即興型なんですね。
部活に来た時にみんなで何をテーマにするかを少し調べて、これはどう?という風に取り上げて、みんなでいいね!という風に。
だいたい20~30分間くらい与えられた時間があるんですが、その間にスピーチまで考えて、全員でディベートするんです。
ほとんどが即興となるんですね。
お題はみんなで集まって決めるという感じですか?
基本的にはそうですが、私の学年の人たちは、私と同じクラスの人が多いんです。
一人の人が『これ、どう?』と言ったのを、みんなが『じゃ、それにしよう』と。
これはじゃあ、意図的に、強い立場の学生さんが「このお題で!」みたいなことも(笑)…そういう場面はありそうですよね!
あります、ありますね(笑)(笑)
その辺は、発言力の強さじゃないですけれども、グイグイ行ってしまった方がいいって感じですかね
そうですね、はい(笑)!
おそらく皆さん前もって、予備練習で時事問題だの、なんだのと、相当詰め込んでから挑むという感じになるかと思いますが、その辺は《テーマを導く発言力》においての人間模様もあるわけですね?
はい(笑)
面白いクラブですねえ~。これは週に一回くらいあるんですか?
活動は週に2~3回なんです。私は週に1回だったり、行ける時に。
この対策だけでも一週間のスケジュールが埋まってしまうくらいの濃さですね。
結構、濃いです!こんなに大変なクラブがあるんですねー、これはすごいです。
英語を英語で考えられるようになるには、
できるだけ多く英語で会話すること
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