ENC/GNAは個人のお客様だけではなく、法人のお客様に対してもオンライン英会話のレッスンを提供しております。
今回は、ある法人のお客様の、かつての窓口ご担当だった松本仁さんより、夏のお便りと素敵なイベントのご案内をいただきました。
松本さんは現在、武庫川女子大学景観建築学科の非常勤講師であり、ガーデニング研究家でもあります。
以下はそのご案内です。
コロナ渦の中、世界中のアスリートが楽しみにしていた東京オリンピックが8月8日に閉幕しました。
メダル受賞者もメダルに届かなかった選手も、厳しい検査を乗り越えて持てる力の全てを発揮し、素晴らしいスポーツパフォーマンスを見せてくれました!
感動をありがとうございました!
ほとんどが無観客試合であり、選手たちは選手村を出ることも許されず、日本の文化や地元の人達とのふれあいも希薄な中で、どうしたら我々の歓迎を感じてもらうことができるのか?
その取り組みの一つが、すべての会場をあさがおで彩る「フラワーレーンプロジェクト」でした。約300校、3万3千人の小学生が育てたあさがおにメッセージを添えて、各競技場の金属製のフェンスやベルト・バンドの代わりに並べ、世界各地から訪れる選手やスタッフをもてなすというものです。
これには外国人選手だけではなく、ボランティアや審判団、スタッフをも元気づけたようで、お礼のメッセージカードをつけて各小学生に鉢を返すことになったそうです。
感謝の輪、ただいま拡大中 アサガオがつなぐ五輪会場と小学生(朝日新聞デジタル 2021年8月6日)
あさがおは「日本の夏」を代表する花であり、オリンピックでも活躍してくれました。
私たちほとんどの日本人は小学生の頃、夏休み自由研究の一つとして、あさがおの栽培を経験したのではないでしょうか。
あさがお(朝顔、牽牛花、学名: Ipomoea nil、英: Morning glory)
今回ご紹介するのは「変化あさがお」です。
あさがおは江戸時代から庶民の間で盛んに栽培されていましたが、突然変異が集中的に発生し、花の姿がボタンやバラに似たものや、花弁が糸柳のように細く切れたものなど、変り種が出来るようになりました。
これらの朝顔を「変化あさがお」と呼んでいます。
厳しい夏をより涼しく過ごすため、
爽やかで美しいあさがおの花を育て愛でる習慣。
外国人選手から見ると、とても日本らしい客人をおもてなしする心と言えます。
オンライン英会話ENC/GNAの地元神戸では、そんな変化あさがおを楽しむ「あさがお展」が行われています。
そして8月14日(土)は同センターで、ENC/GNAが大変お世話になっている松本仁さんが講師となる「変化あさがおの楽しみ」講習会が行われます。
江戸時代に一世を風靡した伝統的な園芸文化である変化あさがお。
前半は、その歴史や品種、栽培方法について、映像を使ってわかりやすく紹介します。
後半は、展示室にて変化あさがおを実際に見ながら解説します。
神戸にお住まいの方、観葉植物にご関心をお持ちの方、
ぜひ神戸へあさがおの花やお話で涼を求められてはいかがでしょうか。
そしてあさがおに ARIGATO!